私のランジェリー制作道具紹介(縫製)

  Tools I Use for Lingerie Making — Sewing

私がランジェリー制作で使用しているミシンやアイロンを紹介します。
ランジェリーは、基本的には家庭用ミシンとロックミシンがあれば制作できます。
ここで紹介する機材は、私が制作を続ける中で用途に合わせて揃えてきたものです。

職業用ミシン:Excim-pro 9600HL(baby lock)

家庭用のHA針に耐久性を持たせたHL針を使用する職業用ミシンです。
工業用針は取り付ける向きが分かりにくいことがありますが、HL針は針柄の形状によって向きを確認しやすく、針交換がしやすいのが特徴です。

主に布帛や厚みのある生地を直線縫いする場合に使用しています。

ランジェリー制作では、カップ周りの布帛部分やワイヤーループの縫製、仮縫いなど、直線縫いをきれいに仕上げたい場面で使用します。

※私のミシンにはサブテンションを追加しており、糸調子をより安定させています。

ロックミシン:Sakura BLS-5(baby lock)

エアーによる糸通しや自動糸調子機能を備えたオーバーロックミシンです。

ランジェリー制作では、伸縮性のある生地の縫い合わせや、生地端の始末に使用しています。
伸縮素材を扱うことの多いランジェリー制作では、家庭用ミシンとともに使用頻度の高いミシンです。

家庭用ミシン:CANTARE TJ-1 special(JANOME)

ジャノメとミシンショップタケダによるオリジナルの家庭用ミシンです。
職業用ミシンに近い感覚で扱いながら、直線縫いだけでなくさまざまな縫い方ができます。

ランジェリー制作では、特に千鳥縫い(ジグザグ縫い)を使用します。
ゴムやストレッチテープを縫い付けるなど、伸縮性を残しながら縫製したい場面には欠かせません。

職業用ミシンではできない縫い方を担当する、私のランジェリー制作では重要な一台です。

アイロン:HI-350PS(ハシマ)

工業用途でも使用される、熱量と重みのあるアイロンです。

ランジェリーに使用するレースやストレッチ素材には熱に弱いものも多いため、素材に合わせて温度を低めに設定し、状態を確認しながら使用しています。

縫い代を整えるだけでなく、カップなどの立体的な部分では形をつぶさないように注意しながら、縫製した部分を整えるためにも使用します。


道具が増えるほど良いものが作れるわけではありませんが、それぞれのミシンの特徴を理解して使い分けることで、縫製のしやすさや仕上がりは変わってきます。